1 趣旨
社会の変遷が急速に進む昨今、地方のあり方、そして道民そのもののあり方にも大きな変化を生み、さまざまな見地からその見直しを迫られています。新しい世紀を迎え、世界的にも、そしてわが国内でもより実践的で、現場参加型の支援ができるNPOの活動には大きな期待が寄せられ、行政等への掛け橋として、充分に機能を果たすことが切望されています。中でも、私たちは、ここ数年のうちに道内、そして日本で殊に注目を浴びるようになった地方のあり方について、これに意見を持つ国民として北海道の地域の振興と発 展に取り組むべく、平成14年1月「北海道クラブ」を立ち上げました。以来、事務局員2名を雇用し、50人以上のボランティア会員を含めて、インターネットサイト「北海道クラブ」の製作を進めてまいりました結果、現在まで2000000アクセス以上の視聴者と100人以上の著者による情報提供や交換
北海道知事認証
の場となりました。また、サイト製作の分野では賛助企業のホームページ製作からの最新情報の収集、情報配信、セミナー開催などを通して活動をしてきました。
サイト製作のWebアクセシビリティにつきましては日本工業規格が平成16年6月21日に化された「障害者・高齢者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウエア及びサービス-第三部:ウェブコンテンツ」に配慮し、視覚や聴覚、身体機能に障害がある方や高齢者も容易に情報を入手しやすいように心がけて製作されています。閲覧側の環境は通商産業省告示第三百六十二号に定める「障害者・高齢者等情報処理機器アクセシビリティ指針」に配慮した設計がなされています。
今般、今後の諸事業の遂行上、法人格の必要が生じ、特定非営利活動促進法に基づき特定非営利活動法人北海道クラブを設立することといたしました。 この法人は、北海道の風土の違いを深慮しながら、地域に根ざしたサービスを提供することによって、地方とその関係者のみならず、広く社会全般が、相互を受け入れ、理解し合える環境を作るために必要な良い連携体制作りを目指し、もって社会全体の利益の増進に寄与することを目的とします。
                                  平成17年1月3日